研究課題/領域番号 |
21520484
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 和光大学 |
研究代表者 |
福島 みどり (天野 みどり) 和光大学, 表現学部・総合文化学科, 教授 (10201899)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 他動構文 / 格助詞ヲ / 対格 / 接続助詞的ヲ / 語用論 / 構文 / 類推 / 文脈 / 各助詞ヲ / 周辺的 / プロトタイプ |
研究概要 |
本研究では、話しことば資料を中心に、小説・新聞・広告などの書きことば資料も加え、広く他動文の用例を収集し、逸脱的特徴を持つ(1)接続助詞的なヲの文(2)状況を表すヲの文(3)とがめだてを表す「何ヲ」文(4)(3)と似た意味を表す逸脱的な「何ガ」文について考察した。その結果、それらの文の意味解釈には、同じ形式を持つ他動文のうちのあるタイプをベースとした類推が働き、ベース構文の意味を写像して創造的に変容解釈・補充解釈を行うことにより成り立つことを主張した。特にAガBヲVという形式を持つ他動文について、(1)~(3)の逸脱的特徴を持つ他動文がベースとする他動構文は、他動構文の中でも、使用頻度が十分であり、また、典型的他動性の意味を持つタイプの構文であることを主張し、実際の言語使用において構文が重要な役割を果たすことを示した。
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