研究課題/領域番号 |
21520530
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
奥野 由紀子 横浜国立大学, 留学生センター, 准教授 (80361880)
|
研究分担者 |
張 麟声 大阪府立大学, 人間社会学部人間社会研究科, 教授 (80331122)
|
研究協力者 |
金 玄珠 又松大學校, 教養教育院日本語センター, 招聘教授
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 言語転移 / 双方向的検討 / 連体修飾構造 / の / 日本語学習者 / 中国語学習者 / 韓国語学習者 / 「の」 / 言語転移のメカニズム / 修飾部+ヘッド / 「の」の有無 / 韓国人日本語学習者 / 中国人日本語学習者 / 日本人韓国語学習者 / 語種 / 文法性判断テスト / 誤用訂正テスト / 対照研究 |
研究概要 |
言語転移のメカニズムについて、日本語の名詞句を対象として対照研究、誤用分析を行った後、各言語母語話者に調査を実施し、言語双方向的に検討した。被調査者はL1日L2中とL1中L2日、L1日L2韓とL1韓L2日であった。その結果、誤用の傾向は必ずしも表裏一体ではなく、言語間で「一致」が易しく、「不一致」が難しいという従来の予測とも異なり、従来の研究方法では予測できなかった事実が明らかになった。言語双方向的アプローチは言語転移のメカニズムを明らかにする手法としてその有効性を指摘した。
|