研究課題/領域番号 |
21520561
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
板垣 信哉 宮城教育大学, 教育学研究科, 教授 (80193407)
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研究分担者 |
鈴木 渉 宮城教育大学, 教育学部, 講師 (60549640)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | インプット / アウトプット / 注意 / 気づき / 言語形式重視指導 / 内容理解 / 文法指導 / 第二言語習得理論 / ラィティング / リーディング / 言語学 / 外国語教育 / 第二言語習得 |
研究概要 |
言語形式重視指導(FFI : Form-Focused Instruction)の前提は、内容理解を重視している授業の中で、学習者の注意を言語形式(文法)に向けることができるということである。これまでの研究では様々なFFIタスクの効果が検証されているが、どのようなタスクが内容理解と文法学習をバランスよく促すのかについてはあまり調べられてはいない。本研究では、97名の日本人大学生を対象とし、インプット型指導と2種類のアウトプット型指導が文法学習と内容理解に及ぼす効果を検証した。実験の結果、(1)アウトプット型指導は、文法学習の効果を高めるものの、内容理解が不十分であること、(2)インプット型指導は内容理解と文法学習をバランスよく促進することが分かった。この結果、研究者や教師が文法理解と内容理解をバランスよく促すタスクを開発・使用することの重要性を示唆している。
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