研究課題
基盤研究(C)
本研究は、第二言語 (L2) 読解において、外国語として英語を学ぶ日本人 (EFL学習者) が推論する情報の単位 (ユニット) を特定し、活性化された推論情報が心的表象へと符号化される過程を経て、一貫性のある状況モデルの構築に至るまでのプロセスを解明することを目的とした。心理言語学的手法に基づく実験の結果、L2読解において活性化された推論情報が心的表象に符号化され、表象の更新などを経て最終的な状況モデルの構築へと至るまでの一連のプロセスが明らかにされた。また、EFL学習者の読解プロセスには、学習者の特性(読解熟達度、上位・下位レベルの読解スキルなど) とテキストの特性 (出来事が記述される順序、因果関係の複雑さ、心的表象の更新手掛かりの明示性) が複雑に影響を与えていることを示した。以上の成果を踏まえ、本研究では英語リーディングにおける効果的な教授法や留意すべき点を提案した。
すべて 2013 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 15件) 学会発表 (14件) 図書 (9件) 備考 (2件)
The Japan Association of College English Teachers Journal
巻: 54 ページ: 33-52
110009436822
Annual Review of English Language Education in Japan
巻: 23 ページ: 105-120
110009603299
ARELE (Annual Review of English Language Education in Japan)
JACET Journal (The Japan Association of College English Teachers)
JACET JOURNAL
巻: 22 ページ: 111-126
110009425251
巻: 22(印刷中)
巻: 21 ページ: 161-170
110008512406
巻: 51 ページ: 39-53
110008607623
ARELE (Annual Review of English Language Education in Japan) 21(印刷中)
巻: 20 ページ: 11-20
110008512365
The Japan Language Testing Association Journal
巻: 12 ページ: 104-115
40016915057
JLTA Journal (The Japan Language Testing Association) 12
ページ: 104-115
http://www.u.tsukuba.ac.jp/~ushiro.yuji.gn/