研究課題/領域番号 |
21520656
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
胡 潔 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 准教授 (30313399)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 文化交流史 / 比較家族史 / 古代史 / 東洋史 / 比較文化史 / 律令制 / 婚姻居住 / 父系制 / 双系社会 / 資蔭制 / 官人制度 / 家業 / 嫡庶制 / 法制史 / 個人所有 / 相続 / 父系 / 母系 / 後見 / 律令制度 / 親等制 / 蔭位 / 系譜観念 / 祖業 |
研究概要 |
律令制の導入過程において、宗族組織、嫡庶の別、同居共産といった中国の父系制の諸要素が異なった解釈法によって形骸化した。かわりに本来高官の一特典に過ぎなかった資蔭制が継嗣法として重要な機能を持つようになったことが明らかになった。また、平安時代の相互扶助としての「後見」は、非夫方居住や個人所有制や照応した形で展開され、女性が相互関係において重要な中継的役割を果たしていたことが明らかになった。
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