研究課題/領域番号 |
21520699
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
美川 圭 摂南大学, 外国語学部, 教授 (20212227)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 後白河院政 / 平氏政権 / 法住寺殿 / 蓮華王院宝蔵 / 日宋貿易 / 東大寺再建 / 延暦寺強訴 / 興福寺強訴 / 建春門院 / 高倉天皇 / 天台座主明雲 / 鹿ヶ谷事件 / 藤原成親 / 西光 / 蓮華王院 / 一切経 / 信西 / 藤原頼長 / 重源 / 大内裏復興 / 権門都市 / 院政期の京都 / 鳥羽殿 / 七条町 / 八条院 |
研究概要 |
後白河院政は、平氏との提携によって確立した。そのために、平氏が中心的な役割をはたした日宋貿易との関係がうまれる。後白河院は王家の傍流であったので、その権威確立のために、蓮華王院宝蔵を重要視した。日宋貿易は、その収蔵品収集にも、大きな役割をはたした。また、七条町という京都最大の商工業地域との関係も重視して、京都の南部に拠点をもうけた。しかし、平家との提携が破綻すると、後白河院政は停止され、本格的な平氏政権がうまれた。平氏政権は福原京へ遷都し、日宋貿易との直結をめざした。だが、源平内乱のなかで平氏は没落し、後白河院政は平氏によって焼亡した東大寺再建を通じて、その権威回復をはかることに成功する。
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