研究課題/領域番号 |
21520715
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三田 昌彦 名古屋大学, 文学研究科, 助教 (30262827)
|
研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | インド / 王権 / サンスクリット / 地方語 / 地域主義 / ラージプート / サーマンタ / 銅板文書 / 刻文 / 中世史 / 近世史 / ラージャスターン / グジャラート / 城郭 |
研究概要 |
10-16世紀ラージャスターンおよびグジャラートの地域王権について、勅書に見られるサンスクリット語から地方語への公用語の転換を柱に、国家システムの変化とそのメカニズムを論究した。その結果、10~13世紀の地域王権はサンスクリット文化を基盤に非在地的性格を帯びていたが、14世紀後半から現れる地域王権はその性格を大きく変えて地域性を強く志向するようになることが明らかにされた。16・17世紀以降の地域政権の政治的集権化のプロセスや城郭都市建設の進行も、また同時代のラージプート政体であるクラン・システムも王権の地域性志向の中で説明できることを示した。
|