研究課題/領域番号 |
21520743
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 早稲田大学 (2011-2012) 京都大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
小森 宏美 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (50353454)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 記憶 / 記憶の装置 / 歴史教育 / 歴史認識 / エストニア / ポスト社会主義 / ラトヴィア / 歴史の公共性 / ソヴィエト体制 / 記念碑 / ポスト社会主義諸国 / ライフ・ストーリー / 少数民族文化自治 / 第二次世界大戦 / ロシア語系住民 / 情報ギャップ / 社会的記憶 / ソ連時代 / 対抗的歴史認識 / マイノリティ / 体制転換 / 民族間関係 / 旧社会主義諸国 |
研究概要 |
バルト諸国の事例から歴史と社会の関係における次のことが確認された。現代社会においては多様な「記憶の装置」の存在により、対立する複数の歴史的記憶というよりは、むしろ流動的で重なりとずれのある歴史的記憶が形成されている。そうした状況においては、「公定」国史が社会的記憶と完全に一致することはない。また、この社会的記憶の共有と非共有の間の境界線も必ずしも不動ではない。
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