研究課題
基盤研究(C)
本研究は、第一次大戦期から1920年代にかけて成立し、1960年代まで存続した20世紀アメリカの国民秩序の形成過程を考察した。戦時の国民動員政策と戦後に噴出した人種間暴力を詳細に分析し、またこれと深く関わったリベラルな知識人の社会秩序観の変容を検証することで、新来の南・東欧移民を積極的に国民化しつつ、黒人やアジア系を人種的他者として分離する構造をもった国民編成の歴史的な性格を明らかにした。
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史林
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