研究課題/領域番号 |
21520760
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 学習院女子大学 |
研究代表者 |
武井 彩佳 学習院女子大学, 国際文化交流学部, 准教授 (40409579)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | イスラエル / パレスチナ問題 / 補償 / ユダヤ人 / ドイツ / 西洋史 / ホロコースト / ディアスポラ |
研究概要 |
本研究は、ホロコースト後のユダヤ世界におけるカネとモノの流れを究明し、同胞からの寄付や迫害に対する補償といった名目で欧米からイスラエルへ流れ込んだ物資や資金が、ホロコースト生存者の再生を助ける一方で、他方ではこれがイスラエルを強化し、同時にパレスチナ問題の継続につながったか、物的な側面からの解明を試みた。この結果、ホロコースト後の欧米社会全体が、政治的・金銭的にイスラエルを支えてきたことが明らかとなったが、米国ユダヤ人社会からの金銭的援助の規模は、史料上の問題もあり判明しなかった。予定されたイスラエルでの研究滞在を政治状況により断念したため、イスラエル内部での外部資金の解明も進まなかった。
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