研究課題/領域番号 |
21520769
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 (2011) 富山大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
黒崎 直 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 客員研究員 (60000494)
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連携研究者 |
鈴木 景二 富山大学, 人文学部, 教授 (90283051)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 都城跡 / 方格地割 / 飛鳥京 / 藤原京 / 条里と条坊 / 道路遺構 / 条理と条坊 / 近江大津宮 |
研究概要 |
七世紀に首都がおかれた奈良県「飛鳥・藤原」地域には、多くの宮殿や寺院が造られているが、それらの配置を律した都市計画(方格地割)は存在しないとするのが学界の通説である。しかし道路遺構などの関連する発掘資料を再検討すると、106mと132mの2種の基準寸法を用いて設計された都市計画が復元できる。おまけにそれは基準・基点を変えて3回以上も変転しているのだ。これまでは計画線の複雑な重複が読み解けず、方格地割が無いように見えただけなのだ。「飛鳥に方格地割は存在する。それも複数!」これが本研究の成果であり、結論である。
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