研究課題/領域番号 |
21530013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
川口 由彦 法政大学, 法学部, 教授 (30186077)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 土地所有 / 調停 / 地租改正 / 年貢 / 地主小作関係 / ムラ / 村会 / 裁判 / 自作農創設 / 紘毒 / 訴願 / 鉱毒 / 被害者運動 |
研究概要 |
江戸時代の領主・百姓関係は中世以来の重層的土地所有権構造を再編したものであった。重層的土地所有権とは、一つの土地につき一人のみ所有権者がいるという近代民法にみられる「一物一権」の構造とは異なって、一つの土地の上には複数の土地所有権者がいるという構造であった。明治期の地主小作関係においても、依然として重層的土地所有権を維持し、これを変容させようとした第一次大戦後の小作立法もこの所有権構造を変革することはできなかったのである。
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