アメリカ合衆国における外国人労働者の統合政策

• 研究課題/領域番号: 21530054
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会法学
• 研究機関: 岩手大学
• 研究代表者: 早川 智津子 岩手大学, 国際交流センター, 准教授 (90451492)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 社会法学 / 労働法 / 移民法 / 外国人労働者

研究概要

本研究では、アメリカ合衆国で一定の外国人労働者を対象に実施されている国籍差別を禁ずる移民法上の移民関連不当雇用行為制度の具体的運用状況、及び雇用差別禁止法上の出身国差別禁止の外国人への適用状況についての調査研究を行ったうえで、わが国の外国人受入れ政策にも視点を向け、差別禁止など外国人の社会的統合策の充実について政策的提言を行う方向で研究を展開した。

研究成果

• [雑誌論文] アメリカ合衆国における外国人労働者の統合政策と日本法への示唆-差別禁止法を中心に- (2012)
  • 著者名/発表者名: 早川智津子
  • 雑誌名: 季刊労働法 巻: 236号 ページ: 137-153
  • NAID: 40019222409
• [雑誌論文] Labor Law and Policy Issues Relating to Foreign Workers in Japan (2010)
  • 著者名/発表者名: Chizuko Hayakawa (早川智津子)
  • 雑誌名: Japan Labor Review 巻: Vol.7, No.3 ページ: 19-42
• [学会発表] アメリカ合衆国における外国人労働者の統合政策-差別禁止法を中心に- (2011)
  • 著者名/発表者名: 早川智津子
  • 学会等名: 東北社会法研究会
  • 発表場所: 東北大学(宮城県)
  • 年月日: 2011-12-17
• [学会発表] Immigration Reform in Japan (2010)
  • 著者名/発表者名: Chizuko Hayakawa(早川智津子)
  • 学会等名: Immigration Law Teachers Workshop 2010
  • 発表場所: DePaul University College of Law(アメリカ合衆国シカゴ)
  • 年月日: 2010-05-25
• [備考] 以下のとおり岩手大学において国際学術シンポジウムを開催し、地域社会向け講演を実施することができた。[figure]
• [備考] 2011年7月8日アメリカから2名の移民法研究者(Professor Huyen Pham, Texas Wesleyan University School of Law及び楠田弘子Loyola大学助教授)を招いて岩手大学において国際学術シンポジウム「外国人の社会的統合と入管政策の日米比較」を開催した。
• [備考] 2011年10月30日、「2011いわてグローカルカレッジ」(主催:公益財団法人岩手県国際交流協会)において、講演「在住外国人をめぐる法律問題-多文化共生社会を考える-」を行うことにより、研究成果の一部地域社会向け講座で公表した。