研究課題/領域番号 |
21530160
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
柄谷 利恵子 関西大学, 政策創造学部, 教授 (70325546)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | トランスナショナル・イシュー / 国際移動 / グローバル化 / ガバナンス / ケア労働 / 高度技能 / 家事・看護労働 / 入国管理政策 / 能力別受け入れ制度 |
研究概要 |
本研究では、2008年から英国で導入されているポイント・システム(point-based system)の現状を評価・検討することで、高度技能受入政策の実体と幻想を明らかにすることを目指した。英国の場合、政策導入の当初は、高度技能人材の選抜とその優先的受入れを目的として掲げていた。にもかかわらず、実際は、EU域内と域外という区分と実質受入者数削減という大前提の下で、EU域外からの移住者を減らす手段となってしまっている。そのため現状では、技術や能力ではなく、移住者の国籍によって、入国後の扱いの大枠が決定してしまっている。
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