研究課題/領域番号 |
21530161
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
新垣 修 関西外国語大学, 外国語学部, 教授 (30341663)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 気候変動 / 避難民 / 国際レジーム / ガヴァナンス |
研究概要 |
気候変動と人間の強制移動との関係は単純ではなく、またその形態は地域により多様である。さらに、気候変動避難民に対するグローバル社会の対処の可能性も不明であって、多岐にわたる問題群を本研究のみで全て網羅することはできない。そこで、気候変動避難民へのグローバルな対応について、その理論面に関心を引き寄せて本研究を進めた。具体的には、気候変動避難民と既存の国際レジームとの関係や、この領域のガヴァナンス的状況等を踏まえ、その動態に係る理解を試みた。まず、気候変動避難民と接点を有する国際レジーム(難民レジーム、環境レジーム、人権レジーム、開発レジーム、安全保障レジーム)のアクターやそこで形成された原則・規範に着目した。その上で、各レジームにおける気候変動避難民の位置づけや、各レジーム間の関連について検討した。加えて、開発レジームを例に、非公式なネットワーク化や政策上の課題等についても考えた。なお、以上の研究成果の一部は、学会報告や図書を通じて公表された。
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