研究課題/領域番号 |
21530185
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 仙台大学 |
研究代表者 |
大和田 寛 仙台大学, 体育学部, 教授 (30177026)
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研究分担者 |
川村 哲也 神奈川大学, 経済学部, 准教授 (60367258)
久保 二郎 (久保 誠二郎) 東北大学, 大学院・経済学研究科, 博士研究員 (80400216)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 経済思想史 / 日本資本主義論争 / 1920年代 / 大正デモクラシー / 19920年代 |
研究概要 |
従来、戦前期日本の経済思想・社会思想の研究は、1930年代の日本資本主義論争を中心に行われてきた。しかし、1919年には東京・京都の両帝国大学で経済学部が独立する一方、民間の大原社会問題研究所が創設され、また『我等』や『改造』といった雑誌も創刊される。これらの研究機関が活発な研究活動を開始し、これら雑誌がその成果を載せ始めるのが1920年代である。また新潮社の『社会問題講座』といった所謂「講座」が刊行され、上記の研究成果が一般に普及していくのも、この時代である。今まであまり注目されなかったこれら雑誌・講座を分析し、この時期が30年代前史以上の位置づけをなされるべきであることを確認した。もっとも、雑誌等の資料蒐集に時間を取られたことと、3・1大震災によって、その成果は不十分であると言わざるを得ない。
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