研究課題
基盤研究(C)
撹乱項が空間自己相関を有する回帰モデルは空間誤差モデルと呼ばれる。自己相関の特定方法に基づいてモデルは2つのタイプに分類される。第1のタイプは相関関数を用いて直接的に定義したものであるのに対して、第2のタイプはウェイト行列を用いて間接的に定義したものである。本研究の目的は、実験的な分析や経験的な分析を通して、空間誤差モデルのパフォーマンスを調べることにある。自己相関を正確に特定することは難しいことから、相対的にパフォーマンスの良いモデルを見つけることは合理的である。推定と予測について方法論的な検討を加えたうえで、2つのタイプのモデルを併用することが有用であることを示す。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件)
Journal of Real Estate Finance and Economics
巻: (in press)
Journal of Housing Economics
巻: Vol.21 ページ: 66-76
巻: 21 号: 1 ページ: 66-76
10.1016/j.jhe.2012.01.003
巻: (in press) 号: 1 ページ: 169-195
10.1007/s11146-011-9345-9