研究課題
基盤研究(C)
本研究では、国際的な分業体制が進む情報サービス産業の標準化・モジュール化とその生産性に対する寄与を分析するために、オープン化を変数として導入したモデルを構築した。そしてこのモデルを使って労働生産性の計測を行った。その結果、日本の情報サービス業の労働生産性成長率が2000年代に入って大きく低下して負の値を示しており、また残差の低下によって技術革新の成果を生み出せていないことが明らかになった。
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