研究課題
基盤研究(C)
新日銀法(1998年4月施行)下において、1990年代末以降採用された、世界的にみても前例のない、異例の政策対応について、公開された金融政策決定会合の「議事録」等の詳細分析を行った。その分析結果からは、(1)最初の0.25%への利下げ、(2)ゼロ金利政策の導入、(3)ゼロ金利政策の解除、(4)量的緩和政策の導入等の政策に関して、それらの政策判断の真の動機が明らかになるとともに、相次いで打ち出された非伝統的な政策対応の間の整合性についても、金融政策分析の面でも意味のある、様々な含意が得られた。
すべて 2013 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (6件)
Research Paper Series(首都大学東京社会科学研究科経営学専攻)
巻: 107号 ページ: 1-55
世界同時不況と景気循環分析(浅子和美・飯塚信夫・宮川努編)(東京大学出版会)第10章
ページ: 201-220
首都大学東京mimeo
ページ: 1-62
内閣府経済社会総合研究所企画・監修、吉川洋編、『デフレ経済と金融政策』、第10章、慶応義塾大学出版会
ページ: 295-344