研究課題/領域番号 |
21530301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
太田 亘 大阪大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (20293681)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 証券取引 / 指値注文市場 / 情報効率性 / 注文不均衡 |
研究概要 |
本研究では、市場の情報効率性について、過去数分の注文不均衡により将来数分の価格変化を予測できるかを検証した.売買が活発な銘柄では、過去5分間の注文不均衡により将来5分間の価格変化を予測できるが、過去15分間の注文不均衡から将来15分間の価格変化を予想することは困難であり、市場が情報効率的になるのに5分以上の時間がかかるが15分はかからない、ということがわかった.但し、価格の予測力に対してビッド・アスク・スプレッドが十分に広いため成行注文により正の収益をあげることは困難であり、その点で市場はセミ・ストロング型で情報効率的である.
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