研究課題/領域番号 |
21530333
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
谷本 雅之 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (10197535)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 在来的経済発展 / 小農社会 / 小経営 / 都市小工業 / 労働集約的工業化 / 玩具工業 / 二重構造 / 都市小経営 / 家事労働 / 世帯経済 / 女性労動 / 家族労働 / 中小企業 / 労働集約的工業化論 / 労働移動 / 分散型生産組織 / 農家経済 / 労働集約型経済発展 / 労務管理 |
研究概要 |
本研究では、近代日本の経済発展が、欧米からの移殖型機械制大工場と並行して、業主およびその家族の労働供給に強く依拠する、数多くの小規模経営体の新たな展開を含むものであったこと、それは「在来的経済発展」パターンとして概念化されるべきものであることを明らかにした。そして「在来的経済発展」の存在は、近代日本の経済発展の複層性を示すものであると共に、「近代」部門の展開にも影響を与え、近代日本社会の特質の形成に大きく関与している可能性があることを、女性労働の位置づけなどの領域に即して展望した。
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