研究課題
基盤研究(C)
家庭配置薬のビジネスモデルは、広くASEAN諸国において成功を収めはじめている。他方、高齢化が進む我が国における保健医療分野では、医療サービスの需要増に対応するための課題が山積している。本研究は、家庭配置薬と情報通信機器とを活用して、効率的に日常の健康管理を実現し、医療サービス需要増を抑制するためのシステム機能とその実現方法を見つけ出すことを目的としている。研究成果として、データフォーマットの世界標準であるコンティニュア準拠の情報通信機器と家庭配置薬とを組み合わせた、コミュニティ中心のセルフ・メディケーション・システムの概念を提唱するとともに、その実現と普及に向けたシナリオと課題を提示した。
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