研究課題/領域番号 |
21530468
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小津 稚加子 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (30214167)
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連携研究者 |
進 美喜子 九州情報大学, 経営情報大学, 教授 (10412694)
潮崎 智美 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (70336072)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 国際財務報告基準(IFRS) / IFRS導入直前調査 / データベースの構築 / CFO / 日本の上場企業 / 不確実性 / コスト・ベネフィット / 導入調査 / 国際比較分析 / IFRS(国際財務報告基準) / 上場企業 / 質問票調査 / 移行期 / 会計方針の変更 / 意識調査 |
研究概要 |
申請課題では、IFRS導入時に日本企業に生じる痛み(すなわち、コスト)とベネフィットを上場企業の財務担当取締役(CFO)の目を通して発見することを目標とした。質問票を設計し、IFRS導入事前調査を行い、データベースを構築した。質問票調査の結果から、回答企業の多くがIFRS導入による負担や手間の増加を広範に捉える一方で、海外進出企業はベネフィットを捉えた。経営(戦略)に対する影響は中立を捉えた。また、一部上場企業と二部上場企業・新興市場上場企業のコスト・ベネフィットの捉え方に差異が認められた。IFRSという会計手続選択の変更が、日本企業が望む会計規制の方向性と対称的か(あるいは非対称的か)を確認し、理論的に検討した。
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