研究課題/領域番号 |
21530498
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
廳 茂 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (10148489)
|
連携研究者 |
池田 太臣 甲南女子大学, 人間科学部, 准教授 (80301282)
徳田 剛 聖カタリナ大学, 人間健康福祉学部, 常勤講師 (60346286)
田村 周一 神戸大学, 人文学研究科, 学術推進研究員 (50467643)
大久保 元正 神戸大学, 人文学研究科, 学術推進研究員 (70611854)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 社会統合 / 社会問題 / グローバル化 / 社会的排除 / 社会的包摂 / よそ者 / 監視社会 / 社会コントロール |
研究概要 |
急速にグローバルに変容しつつある現代社会、とくにそこでの統合問題をどう把握するかは、今日の社会学における最大の難問の一つである。この問いに、政治学(国家)や経済学(市場)とは違った形で社会統合の様式の観点からこたえることは、19世紀以来の社会学説の中心的な課題の一つだった。本研究は今日における統合問題の理論的把握への見通しをめぐって、社会学の古典がいかなる意味でどのように有効であるのかを検討しようとしたものである。その結果、現代における古典の利用の様々に異なった方式の類別を試みるとともに、とりわけ、G.ジンメルの「規範化様式」論や「よそ者」論、T.パーソンズのプロフェッション論などの、古典と現代を媒介しうる問題関心や概念枠組みの有効性を確認することができた。
|