研究課題/領域番号 |
21530584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
石原 剛志 静岡大学, 教育学部, 教授 (10340043)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 人的資源 / 児童の権利 / 児童保護 / 児童福祉 / 厚生事業 / 総力戦体制 / 菊池俊諦 / 高島巌 / 松崎芳伸 / 児童福祉法 / 日本社会事業研究会 / 「児童の権利」 / 「人的資源」 |
研究概要 |
本研究は、次の点を明らかにし、既往の児童福祉研究で定説の誤りであることを確認した。 第1に、戦時下日本では「人的資源」として児童を捉える思想が、児童保護を推進するイデオロギーとなったが、それに抵抗した菊池俊諦の「児童の権利」論などがあったこと。 第2に、戦後、児童福祉法は、「人的資源」としての児童観を克服して「児童の権利」思想を確立したものと見なされてきた。しかし、むしろ、児童福祉法案の起草者は、戦時下の「人的資源」論を援用し、労働力の再生産のメカニズムの一環として児童福祉法を構想していたことを明らかにした。
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