研究課題/領域番号 |
21530664
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 早稲田大学 (2010-2011) 聖徳大学 (2009) |
研究代表者 |
福川 康之 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (90393165)
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研究分担者 |
下方 浩史 長寿医療研究センター, 予防開発部, 部長 (10226269)
高尾 公矢 聖徳大学, 人文学部, 教授 (50167483)
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連携研究者 |
川口 一美 聖徳大学, 人文学部, 准教授 (00352675)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 祖母仮説 / 長寿 / 健康 / 高齢者 / 進化 / 適応 / 高齢社会 / QOL |
研究概要 |
「祖母仮説」は,繁殖期を過ぎた個体が子の繁殖に貢献するために長寿化したと仮定する理論である.しかしながら本研究では,娘の繁殖成功度の向上(第一子の早期誕生や第一子と第二子の出産間隔の短期化)に最も貢献していたのは義理の母親(夫の母親)であった.日本のような母方居住の傾向が強い地域では,実娘と実母よりも嫁と姑の関係が繁殖に影響している可能性がある.祖母仮説を現代社会で検討するうえでは文化的な背景に配慮する必要があるといえるだろう.
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