研究課題/領域番号 |
21530691
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岡本 祐子 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (90213991)
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研究協力者 |
島袋 常秀 沖縄県立芸術大学, 美術工芸大学, 教授
上手 由香 安田女子大学, 文学部, 講師
奥田 紗史美 大阪教育大学, 学生サービス課・カウンセリングルーム, 特命職員
前盛 ひとみ 香川大学, 教育学部, 講師
深瀬 裕子 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教
神谷 真由美 広島大学, 大学院・教育学研究科, 博士課程後期在学
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 生涯発達 / 世代継承 / 専門家アイデンティティ / 心理臨床家 / 陶器職人 / 世代継承性 / アイデンティティ形成 / 生成継承性(Generativity) / 語りの分析 |
研究概要 |
心理臨床家と陶器職人の専門家アイデンティティの生成と継承の心理的特質とプロセスを分析した。Erikson(1950)の精神分析的個体発達分化の図式に示された第I~VII段階の心理社会的課題が、師弟両者とも専門的職業世界の中で再体験されていくプロセスが見出された。我が国の師弟関係の特徴として、長く師に同一化しつつ自らの独自性を育んでいく母子関係を土台とした専門性の継承の特質が見出された。一方、アメリカの専門家養成における師弟関係は、上の世代をライバルと見なし、自主独立を是とする父子関係が土台となっていることが示唆された。
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