研究課題/領域番号 |
21530711
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 大阪樟蔭女子大学 |
研究代表者 |
菊野 春雄 大阪樟蔭女子大学, 児童学部, 教授 (00149551)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 心の理論 / 母親 / 育児不安 / 子ども / 認識 / 情報処理 / 母性 / 養育経験 / TOM行動 / 心の認識 / 性差 / 身体部位 |
研究概要 |
本研究の目的は、大人が子どもの心の理解をどのようにするのかを明らかにすることであった。特に、以下の点について検討した。(1)TOM行動の認識における男女差があるのか。(2)TOM行動に認識における母親の育児不安や情緒不安がどのように影響するのか。(3)母親の母性とTOM行動に関係があるのか。(4)顔のどの部位で気持ちを読み取ろうとするのかを検討した。その結果、TOM行動の認識については、男性に比べ女性のほうが優れること、育児不安が心の推測に強く影響すること、母性愛の低い母親に比べ、母性愛の高い母親ほど子どもの心のサインを認識することが明らかになった。子ども数などの育児経験は、子どもの気持ちを推測する行動に影響することが認められなかった。
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