中学生における無気力感パターン別援助プログラムの開発

• 研究課題/領域番号: 21530725
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 臨床心理学
• 研究機関: 大阪教育大学
• 研究代表者: 牧 郁子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (70434545)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 心理学的介入 / 学校臨床心理学 / 中学生 / 無気力感パターン / 援助プログラム / 無気力感 / モデル検証

研究概要

研究1ではA中学校(進学校)とB中学校(学力困難校)で調査を実施した結果,学校風土によって無気力感パターンに違いがあることが示唆された。研究2は研究1の結果から,特定の中学校における生徒の無気力感パターン検証を行い,その結果と,結果に基づく対処方法についてまとめたプログラム冊子を作成したうえで研修を行い,教員へのフィードバックを行った。研修に関するアンケートの結果, 9割の教員から「生徒理解に役立った」「生徒への具体的対応のヒントになった」との回答を得た。

研究成果

• [雑誌論文] 中学生における無気力感の予防・対処要因-時間的・性別要因を入れた検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 牧郁子
  • 雑誌名: カウンセリング研究 巻: 44 ページ: 136-147
  • NAID: 130005132020
• [雑誌論文] 学校の雰囲気と教師の協働-チーム援助の土台として (2011)
  • 著者名/発表者名: 牧郁子
  • 雑誌名: 児童心理2月号臨時増刊 巻: 第65巻・3号 ページ: 27-34
• [学会発表] 無気力感パターン別援助メカニズムの検討-学校風土の違いに着目して- (2011)
  • 著者名/発表者名: 牧郁子
  • 学会等名: 日本心理学会
  • 発表場所: 日本大学文理学部
  • 年月日: 2011-09-16
• [学会発表] 無気力感パターン別援助メカニズムの検討-学校風土の違いに着目して- (2011)
  • 著者名/発表者名: 牧郁子
  • 学会等名: 日本心理学会第75回大会
  • 発表場所: 日本大学
• [学会発表] 無気力感パターン別援助メカニズムの検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 牧郁子
  • 学会等名: 日本教育心理学会第52回総会
  • 発表場所: 早稲田大学
• [学会発表] 教師平等感・受容性・要求性が児童の学級適応に与える影響 (2010)
  • 著者名/発表者名: 織田明日樹・牧郁子
  • 学会等名: 日本教育心理学会第52回総会
  • 発表場所: 早稲田大学
• [学会発表] 教師における協働性と被援助志向性との関連性 (2010)
  • 著者名/発表者名: 牧郁子・荊木まき子・榎阪昭則・中條佐和子・中林伸子・平山進・本城章憲
  • 学会等名: 日本心理学会第74回大会
  • 発表場所: 大阪大学
• [学会発表] 大学生における理想自己-現実自己のギャップの認知が自己受容・対人不安に与える影響 (2009)
  • 著者名/発表者名: 牧郁子・坂井円香
  • 学会等名: 日本教育心理学会第51回総会
  • 発表場所: 静岡大学
  • 年月日: 2009-09-20
• [学会発表] 問題行動における予防要因の検討-問題行動をしない立場に着目して (2009)
  • 著者名/発表者名: 牧郁子・松下佳央理
  • 学会等名: 日本心理学会第73回大会
  • 発表場所: 立命館大学
  • 年月日: 2009-08-26
• [図書] 実践をふりかえるための教育心理学 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大久保智生・牧郁子
  • 総ページ数: 227
  • 出版者: ナカニシヤ出版
• [備考]
  • URL: http://kenkyu-web.bur.osaka-kyoiku.ac.jp/Profiles/6/0000563/booksl.html
• [備考]
  • URL: http://kenkyu-web.bur.osaka-kyoiku.ac.jp/Profiles/6/0000563/booksl.html