研究課題/領域番号 |
21530727
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
遠藤 裕乃 兵庫教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (60332764)
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研究協力者 |
岡本 かおり 千葉県スクールカウンセラー
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心理療法 / 心理面接過程 / 負の効果 / リアリティ・ショック / インフォームド・コンセント / 面接過程 |
研究概要 |
心理療法における負の効果について3つの調査研究、(1)負の効果学習度尺度の開発、(2)臨床心理士訓練生における負の効果の学習度とリアリティ・ショックとの関連性の検討、(3)経験3年以上の臨床心理士を対象としたインフォームド・コンセントにおける負の効果(不快体験)への言及に関する実態調査を行った。その結果、以下の知見が得られた。(1)負の効果学習度尺度は、15項目・4下位尺度から構成された。(2)負の効果学習度尺度得点が高い訓練生ほど、リアリティ・ショック体験尺度得点は低い、という仮説は、一部支持された。(3)ほとんどの臨床心理士は、負の効果に関するインフォームド・コンセントを文書ではなく口頭で行っていた。
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