研究課題/領域番号 |
21530735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
橋本 伸彦 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (20534762)
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研究分担者 |
仲秋 秀太郎 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (80315879)
三村 將 慶応義塾大学, 医学部, 教授 (00190728)
古川 壽亮 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (90275123)
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連携研究者 |
古川 壽亮 京都大学, 医学研究科, 教授 (90275123)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 行動学 / 脳と神経 / 行動療法 / 脳形態 / VBM / 強迫性障害 / 脳形態画像 / 高次脳機能 / 前頭葉 |
研究概要 |
この研究では、VBM法(脳形態画像解析)を用いた頭部MRI解析方法と高次脳機能の解析により、強迫性障害の行動療法治療反応者と非反応者の差異に関する病態解明を目的とした。行動療法の治療反応者と非反応者では、ベースライン時における一部の注意・実行機能に有意な差異があった。行動療法の治療非反応者では、治療反応者に比較して、右前頭葉眼窩部と右帯状回などの灰白質体積や左帯状束などの白質体積が有意に減少していた。行動療法の治療非反応者では、行動療法において中心的役割を果たす前頭葉機能の一部に脆弱性があり、これらの脆弱性が神経心理検査やVBMによる脳形態画像により明らかになった。
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