研究課題/領域番号 |
21530738
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 札幌国際大学 |
研究代表者 |
橋本 久美 札幌国際大学, 人文学部, 講師 (30438410)
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研究分担者 |
高橋 憲男 北海道医療大学, 心理科学部, 教授 (50118139)
浜上 尚也 北海道医療大学, 薬学部, 講師 (70221504)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 心理アセスメント / 唾液中セロトニン / 生物学的パーソナリティ尺度 / 思春期 / 不適応症状 / TCI / 不安障害 / 唾液中GABA / Panksepp |
研究概要 |
本研究では、唾液中の神経伝達物質を分析し、ヒトの情動や精神状態を確認する試みを行った。不安障害患者の唾液中セロトニンは健常者より濃度が高いことが確認されたが、総量の違いではなく日内変動のズレの影響がその理由であると推測される。また、青年期の健常者の唾液中セロトニンは唾液中クロモグラニンとの関連が確認された。さらに、快学習者では脳内セロトニンが低下する傾向にあるが、学業怠惰傾向者の唾液中セロトニンでも低濃度を示した。唾液中セロトニンは脳内神経活動を反映する可能性が十分あり、ヒトの心理状態を把握するために有効であると考えられる。
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