抑うつ気分からの回復に影響を及ぼす気晴らし的活動に関する研究

• 研究課題/領域番号: 21530739
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 臨床心理学
• 研究機関: 埼玉工業大学
• 研究代表者: 友田 貴子 埼玉工業大学, 人間社会学部, 准教授 (00398538)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
• キーワード: 抑うつ気分 / 立ち直り / 気晴らし的活動 / 身体的活動 / 脳波

研究概要

多くの人が経験する抑うつ気分(落ち込み)であるが、その状態を維持することは心身の健康にとって望ましくない。抑うつ気分を経験した際に、早く立ち直るためにはどのようなことをしたらよいだろうか。身体的活動(例:ランニング)、精神的活動(例:計算)の2つに注目し、その効果を実験的に検討した結果、身体的活動が抑うつ気分からの回復を促進することが示された。またその結果は、脳波による生理的指標からも支持された。

研究成果

• [雑誌論文] 大学生における自己評価に関する研究-「好き」「嫌い」を二次元的にとらえることでみえてくるもの- (2012)
  • 著者名/発表者名: 友田貴子, 青木麻奈美
  • 雑誌名: 埼玉工業大学人間社会学部紀要 巻: 10 ページ: 45-50
  • NAID: 40019327040
• [雑誌論文] Validity and reliability of the Japanese version of the Temperament and Character Inventory : a study of university and college students (2011)
  • 著者名/発表者名: Takeuchi, M., Miyaoka, H., Tomoda, A., Suzuki, M., Lu, X., Kitamura, T.
  • 雑誌名: Comprehensive Psychiatry 巻: 52 ページ: 109-117
  • 査読あり
• [雑誌論文] The Relationship of Temperament and Character Dimensions to Perceived Parenting Styles in Childhood : A Study of a Japanese University Student Population (2011)
  • 著者名/発表者名: Takeuchi, M.S., Miyaoka, H., Suzuki, M., Tomoda, A., Yokoo, A.I., Tsutsumida, R., Kitamura, T.
  • 雑誌名: Open Family Studies Journal 巻: 4 ページ: 9-14
  • 査読あり
• [雑誌論文] 言葉のもつ力 (2011)
  • 著者名/発表者名: 友田貴子, 立澤雄太
  • 雑誌名: 埼玉工業大学人間社会学部紀要 巻: 9 ページ: 41-48
  • NAID: 40018937664
• [雑誌論文] 大学生のストレス認知と対処行動における状況差と性差について (2011)
  • 著者名/発表者名: 田中充, 木島伸彦, 友田貴子
  • 雑誌名: 埼玉工業大学人間社会学部紀要 巻: 9 ページ: 19-30
  • NAID: 40018937662
• [雑誌論文] 差恥心と信頼感の関連性の検討-性差に焦点を当てて- (2011)
  • 著者名/発表者名: 八重樫祐章, 友田貴子
  • 雑誌名: 埼玉工業大学人間社会学部紀要 巻: 9 ページ: 31-40
• [雑誌論文] 大学生の自傷行為や危険行動の頻度および抑うつとの関連について-性差に注目して (2010)
  • 著者名/発表者名: 友田貴子・湯本めぐみ
  • 雑誌名: 埼玉工業大学人間社会学部紀要 8 ページ: 43-49
  • NAID: 40017436810
• [雑誌論文] Latent structure of self-reported depression in undergraduates : Using taxometric procedures and information-theoretic latent variable modeling (2009)
  • 著者名/発表者名: Okumura, Y., Sakamoto, S., Tomoda, A., Kijima, N.
  • 雑誌名: Personality and Individual Differences 46 ページ: 166-171
  • 査読あり
• [学会発表] 大学生における自己の好悪に関する研究 (2011)
  • 著者名/発表者名: 友田貴子
  • 学会等名: 日本心理学会第75回大会
  • 発表場所: 日本大学(東京)
  • 年月日: 2011-09-17
• [学会発表] 一幼児の発話にみられる色と数字の出現 (2011)
  • 著者名/発表者名: 神戸詩織, 友田貴子
  • 学会等名: 第9回埼玉工業大学若手研究フォーラム
  • 発表場所: 埼玉工業大学(深谷)
  • 年月日: 2011-07-01
• [学会発表] パーソナリティ特性と認知的評価の関連性-ストレス評価の構造を探って- (2010)
  • 著者名/発表者名: 田中充, 木島伸彦, 友田貴子
  • 学会等名: 日本パーソナリティ心理学会第19回大会
  • 発表場所: 慶應義塾大学(東京)
  • 年月日: 2010-10-10
• [学会発表] 言葉のもつ力-「うつ病の人に『がんばれ』と言ってはいけない」に関する実証的研究- (2010)
  • 著者名/発表者名: 友田貴子
  • 学会等名: 日本パーソナリティ心理学会第19回大会
  • 発表場所: 慶應義塾大学(東京)
  • 年月日: 2010-10-10
• [学会発表] 気分の変化に関する実験的研究-気晴らし的活動の効果に注目して- (2009)
  • 著者名/発表者名: 友田貴子
  • 学会等名: 日本パーソナリティ心理学会第18回大会
  • 発表場所: 川崎医療福祉大学(倉敷)
  • 年月日: 2009-11-29
• [学会発表] 気分の変化に関する実験的研究-気晴らし的活動の効果に注目して (2009)
  • 著者名/発表者名: 友田貴子
  • 学会等名: 日本パーソナリティ心理学会(第18回大会)
  • 発表場所: 川崎福祉医療大学(倉敷)
  • 年月日: 2009-11-29
• [学会発表] 大学生の日常行動の頻度および抑うつとの関連について-自傷行為に注目して (2009)
  • 著者名/発表者名: 友田貴子
  • 学会等名: 日本心理学会(第73回大会)
  • 発表場所: 立命館大学(京都)
  • 年月日: 2009-08-26