研究課題/領域番号 |
21530795
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松下 晴彦 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (10199789)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | デューイ / ヘーゲル / 教育思想 / 教育哲学 / アメリカ / 自然主義 / ダーウィン / プラグマティズム / 実験主義 / 進歩主義 / アメリカ教育思想 |
研究概要 |
従来のデューイ研究における観点、デューイは中期の実験主義期により、初期の観念論期から訣別・脱却したという捉え方に対し、本研究では、それを全面否定するものではないが、デューイ思想における「ヘーゲル的な残滓」は、中期以降も認められ、さらに後期の自然主義期にまで及んでいることを明らかにした。具体的には、第一に、デューイ教育哲学の形成期におけるヘーゲルからの影響を、「新心理学」の提唱や倫理学的な考察において確認し、第二に、後期(晩年)に結実した哲学的方法としての探究理論においても、ヘーゲル的な弁証法、概念形成(存在・非存在・生成)が、論理学(探究)の操作(推論、事実・観察と観念の相互作用)として実現されていることを明らかにした。
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