研究課題/領域番号 |
21530808
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
熊澤 恵里子 東京農業大学, 教職・学術情報課程, 教授 (90328542)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 教育史 / 社会史 / 思想史 / 日本史 / 哲学 / 幕末維新期 / 教育史学 / 社会史学 / 社会歴史学 / 西周 / イギリス / 市民 / 階級制度 / 教育学 / 社会学 / 思想史学 / 普通学 / コモン・サイエンス / 市民観 / 英国階級社会 / 近世史 / 近代史 / 学問史 / 歴史社会学 |
研究概要 |
普通学は当時、英国ではジェネラルサイエンスと称されていた。しかし、西周はその言葉を直接移植するのではなく、独自のコモンサイエンスを創り出した。18-19世紀の英国ではコモンズ、コモンセンス、コモンルーム等、「市民」に関するキーワードが数多く生み出されており、西周の「普通学」ならびに市民観にインスピレーションを与えたと考えられる。西は儒教的思想を基礎として西洋の学問体系を再構成し、新たな概念化を図った。新興勢力を市民に置き換え、日本の近代市民社会を担う人材育成に必要な一般教養を「普通学」と名付けたのである。
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