研究課題
基盤研究(C)
本研究は、労働市場参入後に再教育を受けるパタンを「流動モデル」とし、教育終了直後に労働市場に参入する「固定モデル」と比較することで、大学院教育の効果を検討することを目的とするものである。分析の結果、「流動モデル」は「固定モデル」と比較して、各種のスキルや汎用的能力など全般にわたって在学中に力を伸ばしていることが明らかになった。学部卒業段階における能力の自己評価に関して両者に差がないにもかかわらず、大学院在学までのスキルや能力の伸びは、「流動モデル」の方が高く、大学院教育の効果は「流動モデル」においてより大きいことが明らかになった。
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カレッジ・マネジメント
巻: 161 ページ: 24-30
カレッジ・マネジメント 161
ページ: 24-30