研究課題/領域番号 |
21530937
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉田 裕久 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (80108373)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 教科書検定 / GHQ/CIE検閲 / 戦後初期 / 国語教科書 / 教科書検定基準 / GHQ/CIE文書 / 教科用図書検定基準 / 高等学校 / 検定国語教科書 / 文部省検定 / 検定意見 / 検定教科書 / 教科書展示会 / 検閲意見 / 『私たちの国語』(文壽堂) / 『国語』(教育図書) / GHQ検閲 / 教科書制度 / 太郎花子国語の本 |
研究概要 |
戦後検定教科書は、文部省の検定とGHQ/CIEの検閲によって始まった。後者の検閲は、ことさら厳しかった。「合格、修正合格、不合格」の三者によって行われた。「母が子どもに嘘つきと言う」、「子どもたちが互いに嘘つきと言い合う」、「少年が塀に落書きする」など、「いじめや虐待、暴力や誹謗中傷の阻止、反社会的道徳の戒めなどの観点から行われ、その主眼は民主的・平和的人間の育成にあった。戦後国語教科書の民主化は、こうして実現した。
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