研究課題/領域番号 |
21530945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
藤本 義明 愛媛大学, 教育学部, 教授 (90263920)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教育学 / 算数教育 / 数学教育 / 読解力 / 論理的思考力 |
研究概要 |
算数・数学教育において読解力を育成する研究は、わが国において、いまだ緒についたばかりではあるが、先行するいくつかの研究を調査してみると、PISA調査に基づく読解力の育成の影響が大きいこと、国語科でも最近では文学重視から論理的思考力や伝え合う力などいわば言語技術教育的なものが重視されるようになって来ていること、実践的研究のほとんどが文部科学省の提唱する「読解力向上プログラム」に従っていること、などがわかった。そして、算数・数学教育における読解力の育成について、論理的思考の育成の観点から、算数・数学教育における読解力の育成で重視すべき事柄を明らかにし、それを踏まえた授業実践の在り方の提言をおこなった。そして、小学校算数教育、中学校数学教育における読解力の育成に向けての年間指導計画を作成した。各学年を3期構成とし、一つの教科書の指導内容をモデルとして、その代表的な内容に関わりながら読解力の育成に向けての指導の実際を提案した。
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