研究課題/領域番号 |
21540285
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 熊本保健科学大学 |
研究代表者 |
竹永 和典 熊本保健科学大学, 保健科学部, 准教授 (50379294)
|
研究分担者 |
宗 博人 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (20196992)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 高次元ゲージ理論 / 余剰次元 / ゲージヒッグス統一機構 / 有限温度 / 格子理論 / 素粒子論 / 対称性の破れ / ヒッグス |
研究概要 |
標準理論のヒッグス(Higgs)粒子にまつわる問題点を解決する魅力的な可能性の候補が高次元ゲージ理論、特に、ゲージヒッグス統一機構である。本研究では、高次元ゲージ理論のダイナミクスを摂動、非摂動的な観点から明らかにした。特に、有限温度相転移に関して、予想しなかった新しい結果、高温でのゲージ対称性の破れ、を得ることができた。また、格子化された時空上で高次元ゲージ理論を定義して、非摂動的な手法を用いて研究した。その結果、理論に新しい対称性(串刺し対称性)が存在することを発見し、その対称性は、低エネルギー有効作用の構築、数値シミュレーションに重要な役割を果たすことがわかった。更には、ゲージヒッグス統一機構の大統一理論への応用も議論した。
|