配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
研究概要 |
本研究は,原子置換,強磁場および高圧力などの外部パラメーターにより,磁気秩序を消失する条件の近傍にある化合物について磁気ゆらぎが電気抵抗および熱電能等の輸送特性にどのように影響を与えるかを知るために,希土類と遷移金属の化合物の置換系について調べた.その結果,磁気秩序を消失する近傍では,輸送特性が大きく変化しフェルミレベル上の電子状態密度が大きく変化する振る舞いを示した.また,価数転移により磁気モーメントを消失するE_uの化合物EuNi_2Ge_2についても同様の測定を行い,価数転移と磁気秩序が競合しており,転移によりやはり電子状態密度が大きく変化していることがわかった.
|