研究課題/領域番号 |
21540348
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
横尾 哲也 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 研究機関講師 (10391707)
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研究分担者 |
伊藤 晋一 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 准教授 (00221771)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 磁性 / 量子スピン / 低次元磁性 / スピンギャップ / 量子ビーム / スピンパイエルス / 中性子散乱 / 物性実験 |
研究概要 |
本課題は量子効果を示す低次元スピン系の中で、特に軌道秩序を伴ったスピンパイエルス転移を示すと考えられるTiOBrにおける磁気励起を明らかにすることを目的とした。TiOBrは大型単結晶を得ることが困難であり、多結晶試料における中性子非弾性散乱測定を行った。ロスアラモス研究所で行った測定では、磁気ピークと考えられるシグナルは反強磁性のゾーン中心、エネルギーが10meV程度の領域で観測することに成功した。さらに、J-PARCで測定を行ったところ、E=6meV程度の低エネルギー領域に明瞭な新しいシグナルの観測に成功した。
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