研究課題/領域番号 |
21540363
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
梅尾 和則 広島大学, 自然科学研究支援開発センター, 准教授 (10223596)
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連携研究者 |
広井 善二 東京大学, 物性研究所, 教授 (30192719)
山浦 淳一 東京大学, 物性研究所, 助教 (80292762)
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研究協力者 |
高畠 敏郎 広島大学, 大学院・先端物質科学研究科, 教授 (40171540)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 低温物性 / 物性実験 / 超電導材料・素子 / 高圧力物性 / 高圧力 / 比熱 / カゴ状物質 / パイロクロア酸化物 / クラスレート / 超伝導 / ラットリング |
研究概要 |
カゴ状化合物Kos_2O_6はT_c=9. 6 Kで超伝導を, T_p=7. 5Kで比熱に1次転移的なピークを示す。これらの異常な物性とゲスト原子(K)の振幅の大きな非調和振動との関係を調べるため,高圧下比熱測定を行った。その結果, T-pは僅か200気圧という低圧で消失することを世界で初めて明らかにした。また, T_cは常圧から0. 02 GPaまでの加圧で9.65Kから9.80Kまで急上昇した。これらの実験結果は超伝導状態がT_pでの一次転移の消失によって安定化されることを示唆する。
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