研究課題/領域番号 |
21540413
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
窪谷 浩人 神奈川大学, 工学部, 教授 (60281143)
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研究分担者 |
戸田 幹人 奈良女子大学, 理学部, 准教授 (70197896)
足立 聡 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (90211698)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 量子情報量子 / コンピュータ / ランダム行列理論 / 多変数超幾何関数 / 量子情報 / 量子コンピュータ / 量子絡み合い / ランダム行列 |
研究概要 |
2自由度結合系において動力学的に形成される量子絡み合いの統計性を調べた。研究の主要な点は以下の2点である。(1)量子絡み合い状態のモデルとして、行列要素が確率変数となるランダム行列を採用し、その行列のランダム行列理論を独自の手法で構築した。(2)大規模な数値計算を行い、量子動力学的に形成された絡み合い状態のSchmidt固有値の一体分布関数を精密高く求めた。これを、(1)で導出したランダム行列のSchmidt固有値の一体分布関数と比較した。この比較により、量子カオス動力学によって作られた状態がランダム行列とみなせることを明らかにした。
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