配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
隕石中に見られるコンドリュールの成因は,未解明の問題である。本研究ではその成因に迫るため,類似の溶融シリケイト小球である宇宙塵の形成過程の解明を試みた。まず,宇宙塵の形状と化学組成,結晶組織を測定・観察し,それらの間に一定の関係があることを見出した。そして,それらの間の関係は,宇宙塵小球の大気中の運動や加熱・冷却過程をもとに,定量的に理解できることを明らかにした。こうした宇宙塵に対する理解を基に,コンドリュールの成因に対する新たな研究の進展が期待できるだろう。
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