研究課題/領域番号 |
21540436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
寅丸 敦志 九州大学, 大学院・理学研究院, 教授 (50202205)
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連携研究者 |
市原 美恵 東京大学, 地震研究所, 助教 (00376625)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 火山現象 / 火山性微動 / 間欠泉 / マグマの発泡 / 沸騰現象 |
研究概要 |
本研究で提案している微動方程式の意義を、間欠泉実験を用いて検討した。実験の結果、噴出の終わりから次の噴出に向けて、「噴出期」、「活発期」、「静穏期」と振動の特性が変化し、静穏期を経て噴出が起こることがわかった。活発期では、二つの振動タイプ(流体系振動と気泡の周期的発生)が確認され、微動方程式は、流体系の振動を記述することがわかった。この方程式を用いると、方程式の振動項と減衰項の兼ね合いにより、沸騰量の増加と伴に、活発期から静穏期へ移行することや気泡の成長特性によって流体振動が励起される効率に差があることなど、実験結果がうまく説明できることがわかった。
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