研究課題/領域番号 |
21540444
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
大迫 正弘 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, グループ長 (60132693)
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連携研究者 |
米田 明 岡山大学, 地球物質科学研究センター, 准教授 (10262841)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 熱伝導率 / 熱拡散率 / 比熱 / マントル物質 / 高圧力 / 川井型装置 |
研究概要 |
地球のマントルを構成する物質の熱拡散率と熱伝導率、さらには比熱を高圧力下で測定した。一次元のパルス加熱法を適用し、圧力発生装置に多アンビル(川井)型を用いた。蛇紋石やタルクのような含水鉱物は高圧下で比熱に特異性を示す。また熱拡散率・熱伝導率の温度圧力変化がカンラン石などのマントル物質とは異なり、沈み込み帯での温度場に変化をもたらしていると考えられる。つぎに、より小さい試料を用いることにより測定圧力の上限をこれまでの10 Gpaから15 Gpaまで伸ばして測定することがでた。そこで、同様の方法でもってマントル遷移層さらには下部マントルの条件下で測定を行う見通しがついた。
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