研究課題
基盤研究(C)
フラッシュ洪水堆積物中には射流領域の堆積作用の記録がよく残されていることが、インドの石炭-ペルム系タルチール層、エジプトの完新世段丘堆積物、越前海岸地域の新第三系国見層の検討から明らかとなった。また、射流領域で形成された内部層理には多様性があり、それは反砂堆の形態の多様性を反映しているとみなされる。水路実験により、反砂堆の波高/波長比が水深に規制され、水深が浅いほど反砂堆の波高/波長比が大きくなることが確認された。国見層において、河川洪水流とシート洪水流で形成された反砂堆の形態を比較したところ、後者の方が波高/波長比が大きく、実験結果と調和的である。
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Jour.Geosci., Osaka City Univ.
巻: 54 ページ: 31-41
Talchir Gondowana basin, Orissa, India、Journal of Geosciences, Osaka City Univ
巻: Vol. 52 ページ: 11-20
Journal of Geosciences, Osaka City University Vol.52
ページ: 11-20
110007478343