研究課題/領域番号 |
21540481
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
小竹 信宏 千葉大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00205402)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 層位古生物 / 生痕化石 / 大量絶滅 / 環境激変イベント / 底生動物 / 海底環境の激変 / 回復過程 / 層位・古生物 / 層位・古生 |
研究概要 |
本研究は、海底の物理・化学環境の激変で形成された無生物状態の海底環境に底生動物が参入し、新たな群集が再生・回復・発展するプロセスを、生痕化石の検討に基づいて解明することである。その結果、以下の成果が得られた。(1)物理学的要因で形成された無生物環境においては、特定の小型パイオニア種が先ず参入し、海底環境の安定化に伴い大型種や長期定住型底生動物を交えた多様性が高い群集に移行する。(2)堆積間隔が極端に短いと、パイオニア種が形成した生痕化石のみが記録として地層に保存され、無生物環境が継続することもある。(3)安定期が長いと、深部埋没者の生痕化石は保存されるが、浅部埋没者のそれは破壊されてしまい、化石記録として保存されない。
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