研究課題
基盤研究(C)
東京湾と相模湾の海水を採水し、シリカ化学種の変化から、シリカ(ケイ酸)の消費挙動を検討した。一般には春に相模湾で珪藻の栄養となるシリカ化学種が枯渇するが、2003年の冷夏では、春の時点で、東京湾、相模湾ともに、珪藻の栄養となるシリカ化学種が枯渇することなく余っていた。夏季の影響は秋季には通常の暑さの年と同じ、状況に回復していた。このことから、春にその年の夏の暑さについて珪藻のシリカの摂取のされ方から予測できると考えられる。また、淡水では、このシリカ化学種の測定が難しかった。そこで、まず、淡水に存在するシリカの調製を行った。また、この溶液を用いて、質量分析計によるイオン化方法を変え、測定方法によって生じるシリカの検出される化学種の比較を行った。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 12件) 学会発表 (53件) 図書 (4件)
Miyake Island. International Journal of Environmental Analytical Chemistry
巻: 92 ページ: 601-612
Journal of Solution Chemistry
巻: 40 ページ: 1094-1107
日本分析学会誌
巻: 60(5) ページ: 399-107
Rapid Communications in Mass Spectrometry
巻: 25 ページ: 2933-2942
分析化学
巻: 60 ページ: 399-407
10029140223
日本分析化学会誌
巻: 11 ページ: 571-577
ぶんせき (依頼原稿)
International Journal of Environmental Analytical Chemistry (in press)
巻: 58(4) ページ: 327-332
分析化学 58
ページ: 327-332
10025978866
Journal of solution Chemistry
巻: in press.
巻: 印刷中