研究課題/領域番号 |
21550154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
功刀 滋 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (70111929)
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研究分担者 |
田中 直毅 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (60243127)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | タンパク質 / 高圧 / 細胞内移送 / 塩基性ペプチド / 蛍光プローブ |
研究概要 |
高圧を用いた可逆的蛋白質修飾法である「高圧モジュレーション」を利用してprotein transduction domain(PTD)呼ばれる塩基性ペプチドを抗原モデルタンパク質である卵白アルブミンに付加することで、免疫細胞への移送を促進する技術を開発した。PTDペプチドの共存下でOVAを熱処理すると粒径200 nmの蛋白質微粒子が形成された。OVAのマクロファージへの取り込み能は微粒子形成にともない10倍程度向上した。微粒子のゼータ電位は-25 mVであることからPTDペプチドは微粒子内部に局在していることが判った。一方、OVAをPTDペプチド共存下において400 MPaの圧力で処理してえられたナノ微粒子のゼータ電位は-15 mVであり、PTDペプチドは微粒子表面に局在化していることが判った。以上の結果から高圧モジュレーションによりナノ微粒子の細胞移行性を向上できることが示された。
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